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住宅の設備について

今の住宅建築において、設備関係はとても重要なものになっています。

皆さんは「設備」と聞いて何を考えますか?

大きく分けると

①電気設備 ②ガス設備 ③衛生水道設備 ④住器設備 等です。


①電気設備

住宅には電気設備はかかせません。

「オール電化住宅」という言葉もあるくらいです。

コンセント・照明・電話・テレビ・インターホン

IHコンロ・電気温水器・インターネット・・・

②ガス設備

一時は「オール電化」に押され気味で

ガスそのものの需要が減ってきていましたが、

原子力発電所の関係で、節電が問われている昨今

その必要性が認められてきました。

ガスコンロ・追い焚き式給湯器・ガスクリーンヒター・・・・

③衛生水道設備

これもかかせません。

給水配管(飲料水を中心にした生活用水)

給湯配管(給湯器から風呂や洗面・キッチンにお湯を送ります)

雑排水配管(風呂・洗面・洗濯・キッチンで使った水を排水します)

汚水配管(トイレなどの汚水を流します)

衛生設備機器(便器・洗面器・カラン等)

④住器設備

最近もっとも進化してきた分野です。

システムキッチン・洗面ユニット・ユニットバス・・・・


現在の住宅では、建築費の総額に比較して

設備費の比重が相当増えてきています。

コンセントや照明の数、各種機器を選択する際のランク等で

金額が大きく変わるのもこの部分です


しかしながら、こういった機器を選ぶのも住宅建築の楽しみです。

私も多くのお客様と御一緒して、住宅機器の展示場に行きますが、

ほとんどのお客様がご家族連れで、一大イベントの様です。

展示場の風景


住宅設備について、設計士の私だけではなく、お客様も関心を持っておられるのは、

自然エネルギーや、エコロジー住宅についてです。

主に太陽光発電システムを設置するか、設置しないかの相談が増えています

太陽光パネル設置工事


設置するならば、設計段階で屋根の形状や材質を考える必要があります。

簡単に言うと、屋根の傾斜面を南側にした方が発電効率が大きいからです。

又、最近はガス等で給湯や床暖房をしながら発電をする、

「エネファーム」や「エコウィル」等も検討されます。

太陽光発電システムとの併用で「W発電」と言われます。

エネファーム設置例



特に大手の各エネルギー関連会社は「スマートハウス(賢い家)」と称して

「太陽光発電」+「燃料電池」+「蓄電池」を合わせて「3電池」を設置し

それらを総合的に管理するシステム

「HEMS(ホーム・エネルギー・マネージメント・システム)」

を将来の住宅の設備規格にしようと考えているくらいです。

00333-2.jpg

00334-2.jpg


ただし今挙げた設備は開発途上で、もう暫く様子をみる必要があります。

特に「蓄電池」はまだまだ値段が高く、高い割には性能がよくありません。


しかしながら、これらを全く無視できることでは無いようです。

既に皆さんがお支払になっている「電気代」には

電力会社が一般家庭(太陽光発電などによる余剰電力の売電)

などから購入する費用が含まれているのですから、

高い電気代を払って電気を購入するだけではなく、

自宅で電気を作って売ることも考える時期が来ているかも知れません。


そんなに利益は無いと思いますが、

「電気代の先払い」という感覚で、

「太陽光発電システム」の設置なども検討してはいかがでしょうか?


紙谷誠建築設計室の公式サイト
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適正価格?(その2・建築工事費)

「バブルの時代」何もかもが右肩上がりで、

誰もが「ポジティブ」な考えを持っていました。

そう言う私も、新婚生活を送っていた借家を出て、

中古ではありましたが、分譲マンションを購入しました。

住宅ローンは決して楽な返済ではありませんでしたが、

夫婦共働きで、何とかギリギリ生活はできました。

当時は私もサラリーマンで、確実に給料も毎年増えていきました。

購入時は不動産屋さんにも「このマンションはもっと値上がりしますよ」

と言われ、それを疑うこともありませんでした。

事実購入後3年くらいは値上がりを続けましたが、

そこで「バブルがはじけました!」



「土地神話」「住宅神話」は遠い昔になり、

間に「プチバブル」はありましたが、

その後の「リーマンショック」等々・・・・

今、建築業界のほとんどが「氷河期」を過ごしています。



それでも住宅展示場に行ってみると、多くの子供連れの家族の姿が見られます。

本当は多くの皆さんも、住宅購入の希望や夢を持っています。

でもこの不安定な社会で、追い打ちをかけた「東日本大震災」を送る日本経済の中、

安定した収入が保障されない時代に、

多くの人々にとって、人生の中で最も大きな買い物になるであろう、

「マイホーム」の購入はある意味「大きな賭け」かもしれません。

土地の価格は下がったとはいえ、例えば30坪(約100㎡)の土地の購入価格は約2000万円?

建築費も上がっていないとはいえ、諸経費や外構費を含めると、最低でもやっぱり約2000万円?

頭金が幾ら持っていらっしゃるか解りませんが、

20年以上のローンを組むのはあたりまえとの事です。

(現在住宅ローン金利は下がっているそうですが)



でもちょっと考えて欲しいのですが、

住宅の建築費は高いですか?

実は私は、住宅の建築費は決して高くないと思っているのですが・・・

もちろん他の電化製品や物品などの物価も、上がっていないのは承知しています。

でも実は住宅の建築費・坪単価(1坪あたりの値段)は、

私がこの業界に入って30年以上になりますが、ほとんど変わっていないのです

それでも高い!と思われる方は多いでしょうが、

住宅はこの30年の間に、大きく進歩しているのです!

● 耐震構造のための、基礎(地盤改良含む)や骨組み(木造も鉄骨造も鉄筋コンクリート造も)の強化

● 省エネなどのため、窓などの開口部の二重サッシ化

● システムキッチンを代表に、住宅設備機器が充実している(高価なものが選ばれる)

● 電気・ガス・水道の設備増
  (電気等はコンセントの数が増え、IT関係の配線、照明器具が増えている等)

● エアコンや床暖房設備の設置

● その他

上記の内容を考えると、本来の建築費は安くなっているのが事実なんです。

その内訳として、建築材料費が値下がりしていることが大きいのですが、

実は建築に携わる職人さんの労務費が大きく値下がりしているのです。


和風の門を造っています


先ほどお話しした30年前には、大工さんの日当(職人さんの多くは月給制ではなく、日給制でした)

が¥20000円を越している人がいました。(一人前の職人さんですが)

すごい!と思う人がいるかと思いますが、ひと月(25日)働いたとして約50万円です。

でもほとんどの職人さんは、ボーナスも退職金もありません。

ケガや病気をして休むと、休業補償もありませんでした。

年収600万円です。多いですか?

今は大阪市バスの運転手さんやゴミ収集の職員さんで、

年収1000万円もらっている人もいるらしいですが・・・

でもこれは30年前の話ですから、まあ良かった方かもしれません。

現在はどうでしょうか?

何人かの職人さんに聞いたのですが、日当¥10000から多くても¥15000位だそうです。

ボーナスも無く退職金も無く、土曜日も休まないで、月給25万円から35万円。

年収にしても多くて450万円位です。(一人前の職人さんで)

公務員さんの多くは、建築の職人より優れている人達なのでしょうか

これでは建築業界に夢を持って入ってくる人材は減っていく一方です。

こんなことは言いたくありませんが、汗水たらして、長時間働くより、

「生活保護を貰っているほうがマシ」と考える若い人が増えるのも仕方がないのかもしれません。



不況の時代で、過当競争をしている住宅産業界は、現在「首を絞めあっている」状態です。

その中で何とか持ちこたえた会社だけが「生き残る」図が描かれているようです。

もちろん決して施主(お客様)の責任なんて言いません。

多くの業種でも同じような状態で頑張っておられることと思いますから。

でもひとこと言わせてください。

多くの場合、建築費は決して高くはないのです!

出来るだけ、適正価格で仕事をさせて下さい。



全国的に建築産業に携わる関係者は、他の産業と比べても、とても多いのです。

その人たちの収入が増えて安定してきたら、購買力も増えて、

経済が活性してくるのではないでしょうか?



紙谷誠建築設計室の公式サイトはこちらです

適正価格?(その1)

最近よく考えるのですが、品物やサービスなどについて

それぞれの「適正価格」って幾ら?

多くの人は、自分自身の今までの経験や

見たもの、聞いたこと、比較するなどして

そのものの値段が「高い」か「安い」かを

感じていると思います。

自分自身もそうだから・・・・・

「価格破壊」という言葉もあります


液晶テレビ


最近大型の電化製品販売店によく行きますが

特に「薄型テレビ」の価格が、今まで自分が思っていた価格と比較して

「安い!」と感じている人は多いと思います。

数年前に1インチ1万円と言われていたのが、ウソのようです。

逆に10万円する洗濯機は「高すぎる!」と言ってしまいました。

もちろん大手電気メーカーは、海外のメーカーなどに対抗して

テレビ製品などの値段を決めているのでしょうが、

それと共に、販売店からの大量発注を受けるための価格設定もあるのでしょうか?

電気メーカーがテレビ部門から撤退したというニュースも聞かれます。

その結果安値競争の結末は、社員のリストラ。

下請け会社の倒産などに進んでいきます。  悲劇です・・・



高速夜行バス事故


先日、長距離夜行バスの高速道路での、悲惨な事故が起こりました。

現在その原因などは、警察などで調査中とのことですが、

マスコミなどの報道などを聞くと、この事故の要因のひとつとして、

運転手の過剰勤務(法定内とのことですが・・・)もあったようです。

運転手は正社員ではなく、アルバイトだったとか。

寝不足でも、体調不良でも、無理して運転しなければならない状況もあったようです。

これも「安値競争」がこの悲劇を生んだものかもしれません。

運賃の「低価格化」、旅行業者からの発注金額の「値下げ強要」

「安くしなければ、仕事がなくなる」

「安全管理よりもコスト管理」

誰もはっきりとは言いませんが、「チョットぐらい無理せんと、商売にならへん」
という考えは、どんな業種の会社でも考えていることです。


労働基準監督署の職員は綺麗ごとしか言いません。

「労働時間の短縮」、「労働環境の整備」、「安全第一」・・・・

もちろん大切なことですが、この通りを実践して、

安定経営できる会社がどれくらいあるでしょうか?

それが出来ないことは解っているのに、

労働基準監督署はそれを求めます。

(書類さえ揃っていればOK?)

(労働基準監督署の責任では無い?)


ひとりごとですが・・・・・

そのために多くの中小企業は、監督署への報告書類にウソを記入してしまいます

「サービス残業」「休日出勤をしてもタイムカードを押さない」

「ケガをしても報告しない」等々。

表向き「労働者を守るため」の法律が、

事実は「労働者への過剰勤務強要」をさせることになっています。


本当の意味での「適正価格」が堅持されていれば、

もっと「適正な労働時間を守り職場の労働環境が良くなる」と思います。


でも消費者としては「コストアップは嫌だ!!」

「同じような物なら、少しでも安い物を買う!!」


社会の色々なバランスが崩れているのでしょうか?

(消費者) 収入が少なくなった→高いものは買えない

(メーカー) 商品が売れないから安くする→従業員のコストを下げる

(労働者) 労働条件がきびしくなる→収入が少なくなる


消費者は イコール メーカーなどに関係する労働者ですよね。




もちろん建築関連(住宅産業)の業界も同じなんです

今の住宅の建築費も「適正価格では無い」と言えます。・・・・・・・次回に続く




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春 -リセット-

4月 新年度? 新生活が始まる人達。

私が生まれた月でもあり、結婚式を挙げた月でもあります。

子供も大人も 多くの人々が「リセット」をする時期でもあります。

新しいクラスに変わったり、新しい学校に入学したり、

新しい会社に入ったり、人事異動があったり・・・・

良くも悪くも 自分自身を見つめ直し、

大げさにいえば、自分自身を変えることが出来る、タイミングでもあります。


でも私としては、設計事務所を立ち上げた時から、

この4月が特別な時期ではなくなりました。

もちろん入学したばかりの、大きなランドセルを背負った小学生を見たり、

桜の花を観たり、役所の担当者が変わったりすることで、

「春」は充分感じています。

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しかしながら私自身を「リセット」するのは、この時期ではありません。

特にシーズンはありません。


私は一つひとつの物件又は現場を完成させた時に、

その度毎に自分自身を「リセット」しています。

以前の事象や物件を経験として、

常に新しい事に挑戦したいと思っているからです。

今までの仕事を否定する訳ではありませんが、

私の経験からすると、まったく同じ条件の仕事は無いからです。

そういう意味では、他の人に比べると「リセット」する回数は多いかもしれません。


誰かが言っていたことですが、

人は「今」が変わる事に「抵抗」があります。

何故?「怖い?」「邪魔くさい?」「不安定?」いろいろ理由はあります。

でも本当はいろんな意味で「改革」に挑戦する勇気を持つべきだと・・・・

簡単な方ではなく、困難な方を選ぶべきだと。

変化のない「ゆるい流れ」のなかで生きていくことは、

たった一度の人生を無駄に使ってしまうのではないか?


春です。

もし今の自分や、廻りの環境に不満を感じている人は、

「リセット」するのに良い時期ではないのでしょうか?

ただしその結果が「成功したか」「失敗したか」

何年か先でないと解りませんが、それも「自己責任」です。

でも自分で自分の責任を取るということは、素晴らしい事だと思いませんか?


私は、最後に「我が人生に悔いは無し」と言いたいと思っています。



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ライフライン

私は若い頃から、建物の設計を、将来のラーフワークとするために、

建築の勉強をして、何とか一級建築士になることが出来ました。

江戸時代から残っている旧家を見学することも多く、

必然的に、その時代の生活を考えることもあります。

その時代はもちろんテレビやパソコン・給湯器・ガスコンロなどは無く、

照明はロウソクや菜種油などの灯りで夜を過ごし、

お湯を沸かしたり、食事を作るためには、薪や炭を燃やしていました。

飲み水も井戸水か、近くの川の水を使っていたとのことです。


でも、今の時代そんな生活出来ません!

私の家には「井戸」もなく、薪を焚く「カマド」もありません。

仕事で使うパソコンや、情報を得たりドラマを観るためのテラビは

電気が無ければ使えません。


家だけでなく、命を守る「病院」や、経済を動かす「工場」なども、

電気・ガス・水道などが無ければ、それを維持することは出来ません。


今、ニュースで騒がれている、電気料金やガス料金の値上げは、

今の時代、多くの公務員を除く、一般の庶民(公務員は高額所得者で、庶民ではない?)

にとっては、収入が減っているため、二重の苦しみになります。


東京電力に至っては、「電気料金の値上げを認めなければ、電気をストップさせる」

というメチャクチャな発言をしています。


何故私たちの国家(日本政府)では「ライフライン」としての電気やガスの供給を、

独占的に一企業に任せてきたのでしょうか?

地域で数社に分かれているとしても、根本的には我々庶民は、

その供給会社を選択することが出来ません。

そこに大企業がもつ既得権益や、

そこから提供されている献金政治等が無かったとは言わせません。

そしてそのツケが今私たち多くの庶民にまわってきているのです。


電気メーター
ガスメーター
水道メーター


今までも生活に困って、電気代やガス代・水道代が払えず、

それぞれを止められた家の中で、

凍死などで亡くなった方のニュースを見聞きしたことがありますが、

「先進国」と呼ばれていて、他国に大金を援助している私たちの国内で、

そんな事があっても良いのでしょうか?

誰の責任?

国民の弱者を守る最後の砦は「国・都道府県・市町村」などの

国民の税金で仕事をしている、公務員の皆さんではないのでしょうか?


今からでも遅くはありません、「ライフライン」の運営は公共事業として、

莫大な利益で潤っている一大企業に任せるべきではないと思います。

原発の安全性が100%確認できなければ、原発の再稼働はやめましょう。

そのために電力が不足するなら、皆で「節電」はしましょう。

それが国民の義務なら、そうしましょう。

でもそれは、国会議員や官僚・大手電力会社を守るためではなく、

国民のために。



そう、あくまでも「国民のために」を第一にすべきです。

でも今の「国会ゲーム・・・議員の保身主義・・・権力闘争等々」を見ていると

なさけない・・・・・・・・・・


誰か、本当に国民のことを考えてくれる人、どこかにいませんか?
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